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宮川ダムmiyakawadam

   概要
   諸元
   写真
   図面

宮川ダムの概要

 
  •  宮川は、ダムサイトの南方12kmの三引山(1,147.7m)に源を発し、急峻な山地を流下して多くの支渓を合せダムサイトに至る。更に流下して平坦地に入り阿賀川・阿賀野川に注いで日本海にでる。この流路延長は約24kmである。
  •  地形は、右岸は発達した岩盤が露出し、左岸は緩傾斜の畑地となっている。ダムサイト及びその付近の地質は第3紀層に属し、右岸は緑色凝灰岩、左岸は河成段丘を形成し、基礎は断層破砕帯を境として安山岩質石英粗面岩並びに凝灰岩質集塊岩である。
  •  このように、岩盤が均質良好で、しかも地形的にコンクリートダムに適当であるが、左岸は堆積砂礫が深いので、中心鋼土のみコンクリートコアを入れたアースダムとし、複合ダムとした。
  •  平成15年より、上流約2km上流に新宮川ダムが出来たことにより、直上流に農業用ダム(国:農林水産省)、下流は防災ダム(県:農)という変則的なダムの配置となっている。
  •  宮川ダム(鶴沼川防災ダム)の概要書は、ダウンロードサイト
  •  宮川ダムのダムカードの情報は、ダムカードサイト


宮川ダムの諸元

一般事項 河川名 1級河川 阿賀野川水系宮川
ダムの目的 農地防災(一部かんがい利用) (第1類ダム)
位置  (左岸)福島県大沼郡会津美里町字牧場丙76番地先
(右岸)福島県大沼郡会津美里町宮川字川向丙76番地先 
基礎地盤  凝灰岩
ダム形式  複合ダム(直線式重力ダムとアースダム)
ダムの高さ  42m
ダムの長さ  288m(重力ダム133m、アースダム155m) 
ダムの敷幅  約68m 
堤長幅  5m 
ダム天端標高  EL437.00m
堤体積 133,537m3(重力ダム84,906m3、アースダム48,631m3
内法  重力ダム1:0.1、アースダム1:2.0
外法 重力ダム1:0.8、アースダム1:2.0
貯水池 かんがい面積  550ha
流域面積  直接流域 40.87ku
満水面積  0.17ku
総貯水量  1,562,000m3
有効貯水量  1,488,570m3
計画堆砂量  73,430m3(22.41m3/ku/年) 
設計洪水位  EL 435.69m
サーチャージ水位  EL 514.70m 
常時満水位  EL 429.60m(クレスト高)
最低水位  EL 408.00m 
設計洪水量  412.30m3/s 
洪水量 35.0m3/s
計画洪水量  214m3/s 
調整流量  172m3/s
余水吐 形式 越流式
越流堰長  15.0m(5.0m×3ヶ所)
ゲート  非調節型(ゲートレス) 
調節設備 型式(取水口)   斜樋式鋼製スライドゲート
放水口 主調節孔 1.50m×2.00m 1門(最大放流量 42.00m3/s)
副調節孔 0.70m×1.10m 1門
製作  IHI石川島播磨重工業 
堤体内
その他施設
監査廊  r型
放流隧道  馬蹄形トンネル型
ダム観測設備 ダムコン  水象、気象観測 
堤体監視設備  堤体観測(漏水)、地震計
ダム観測設備製作  明星電気 
管理所建屋  建物形式  鉄筋コンクリート造 1階建 
附帯設備  ダム下流  警報局(旧尾岐小学校)
警報局(旧会津美里役場庁舎高田庁舎) 
かんがい期間  5/17〜6/20 用水補給量:0.492m3/s(1,489千m3) 
洪水期 7/1〜10/31 洪水調節量:1,488,570m3
事業費  907,763,000円 
完成年 昭和37年(建設期間:昭和25年〜昭和37年)  
ダム本体工事  滑ヤ組
連絡先  〒969-6243
福島県大沼郡会津美里町宮川字牧場丙76番
福島県宮川ダム管理事務所
TEL0242-53-2051
管理者  福島県(福島県会津農林事務所)  
その他  外部サイト
  福島県農地計画課HP(鶴沼川防災ダム)
  一般財団法人日本ダム協会HP(宮川ダム) 


宮川ダムの施設写真


ダム貯水池

ダム下流面

ダムサイト

取水ゲート

取水ゲート操作盤

予備発電機 
 監査廊内  管理事務所

宮川ダムの図面

  • ○一般平面図
  • ○宮川ダム上下流面図
  • ○宮川ダム標準断面図


会津宮川土地改良区

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